今日はAIDMAの法則について説明します。この記事では次の2点を解説します。
・AIDMAの法則とは?
・自分の思い通りに読者に行動させる文章を書くには?
動画でも解説しているので、移動時間などに合わせてどうぞ!
【お知らせ】LINEマガジンにて限定配信中!
日本の会社に馴染めず海外に現実逃避。その後、現地で皿洗いしながらブログやSNSで発信を続けて1年8ヶ月で月100万円以上の収入源を構築した方法を無料で配信中!。
AIDMAの法則とは
AIDMAの法則とは、消費者の購買行動のモデルを説明するマーケティング用語の1つです。
1920年代にアメリカのローランド・ホール氏により提唱されました。
AIDMAの法則とは、次の頭文字をとったものです。
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Desire(欲求)
- Memory(記憶)
- Action(行動)
例えば、あなたが企業のマーケティング担当で、カメラを売る場合を考えてみましょう。
1.Attention(注意)
まずはカメラを認知してもらわないと始まりません。
テレビでCMを出したり、電車の中で広告を出したりして消費者の注意を引きます。
2.Interest(関心)
そして、消費者の注意を引いたら、カメラに関心を持ってもらうように訴求をします。
例えば旅行先でカメラを使って素敵な写真を撮るシーン、または家族との思い出の写真をカメラで残そう、というメッセージをして訴求します。
3.Desire(欲求)
すると消費者の中に、カメラが欲しいという欲求が芽生えます。
この時には、買おうか検討してるカメラを具体的に使用するシーンを想定した状態です。
4.Memory(記憶)
しかし、欲求が出たからといってすぐに買うわけではありません。
購入するべきタイミング(お店の近くまでやってきたり、誰かにプレゼントするタイミングだったり、給料日だったり)まで、消費者が記憶をしておく必要があります。
5.Action(行動)
そしてタイミングがやってきたら、カメラを買うという行動をします。
マーケティング担当はこれらの一連の流れを想定して、どのような手段で5つのプロセスを踏ませるかを設計する必要がある、ということですね。
AIDMAの法則からAISASの法則へ
インターネットを使うことが多くの人にとって当たり前になり、様々なSNSが登場すると、消費者の行動モデルは変わっていきました。
2004年に、広告代理店の電通がAIDMAに変わるインターネット時代の新たな消費者行動モデルを発表しました。
それがAISASです。
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Search(検索)
- Action(行動)
- Share(共有)
これも先ほどと同じように、カメラを買う場合を想定して具体的に見ていきましょう。
Attention(注意)/Interest(関心)
ここまでは先ほどと同じです。
消費者にカメラの存在を認知してもらい、カメラを使用するシーンとそのメリットを訴求します。
Search(検索)
今はインターネット上にたくさんの情報があります。
私も高額な商品であればあるほど、他の人の意見を参考にして、メリットとデメリットを比較して購入をします。
Action(行動)
そして検索をした上で評判がよければ、実際に購買をします。
Share(共有)
さらに、自分が買った商品の感想をSNSなどを通じてシェアします。
良い感想だけではなく、悪い感想や、購買までのプロセスで悪い体験もシェアされます。
このように、インターネットが普及した時代においては、消費者は確からしい情報を求めて検索をし、更にSNSなどを通じて意見を拡散していきます。
そして拡散された意見を元に、また新たな購買行動をする際に参考にするというループが回っていきます。
読者の感情を揺さぶる文章とは
この記事を読んでいる方は、文章を書くことで読者に具体的な行動を起こして欲しいと思っている方が多いでしょう。
例えばブログのアフィリエイトなどにしても、ただ商品を紹介するだけの文章を書いても、読者は思い通りの行動をしてくれません。
AIDMAの法則に従い、読者の感情をゆさぶることが大事になってきます。
特に初心者の人はAIDMAの法則のうちattentionとinterestが欠けた文章を書いてしまいがちです。具体的に悪い例を見ていきましょう。
【attention,interestがない文章】
私はこのカメラを買って家族といい思い出写真が撮れました。ぜひみなさんもこのカメラを買ってください!
これでカメラが欲しいと思って買う人はほとんどいないでしょう。
情報が溢れているこの時代は、読者は最初の数秒の間で、面白くてためになる文章かどうかを判断します。
そのため、特に文章の冒頭でいかに読者の心をつかめるかが肝になります。
次にAIDMAの法則に従って書かれた文章の例を見てみましょう。
【attention,interestがある文章】
可愛い子供の成長を残すのに、iPhoneのカメラで十分ですか?
デジタル一眼レフのカメラなら、こんなに綺麗で臨場感のある写真が残せます。
(実際の写真を比較して挿入)
カメラが素人の私でも簡単に使えて、妻の両親にも子供の写真を送ると「まるでプロが撮った写真みたいだね」と喜んでくれました。
今日は子供との時間をより幸せにしてくれるカメラの紹介をします。
こんな感じで、読者が「自分ごと」に捉えてくれるような文章を冒頭に持ってきましょう。
- AIDMAの法則は消費者の購買行動を表すマーケティングの考え方
- 文章を書く時には、特にattentionとinterestを重視して感情を揺さ振るのが重要
●パソコン1台で収入源を構築する方法とは?
●副業を始めるための、具体的な行動や方法とは?
●会社に雇わない自由なライフスタイルを送る秘訣
●月に5〜10万円を稼ぐ仕組み作りとは?
日本の会社に馴染めず海外に現実逃避。
その後、現地で働きながらブログやSNSで発信を続けて1年8ヶ月で月100万円以上の収入源を構築した方法を無料で配信中!。